川村千秋
1963年静岡県出身。
静岡英和女学院在学中に1年間の米国高校交換留学を経験し、帰国後、明治大学政治経済学部に入学。
大学卒業後、10年間外資系証券会社の資本市場部にて債券トレーディングを中心に、日本、東南アジアの中央銀行および機関投資家との取引に従事。MAS(シンガポール金融庁)訪問を契機にシンガポールへの転職に関心を抱く。
1996年シンガポール移住。元大使館医務官であるフランス人医師たちによってシンガポールに設立された緊急医療および危機管理サービス会社に入社。シニアマーケティングマネジャーとして、日本を含むアジア太平洋地区11カ国を担当。日本支社への転勤辞令を機に退職し、2000年よりシンガポールに本社を置くエグゼクティブサーチ会社に入社。リージョナルディレクターとして本社および日本現地法人に勤務。医薬品、医療機器、消費財業界を中心に日系・外資系企業上級職のヘッドハンティングを専門に行う。
シンガポールに戻り2006年に独立。管理職層の求人を専門に扱うプライムサーチインターナショナルを設立。
2009年、エグゼクティブサーチで培った広範なビジネスネットワークを基に、日本・シンガポール間のビジネスを幅広く支援するプライムビジネスコンサルタンシー株式会社を設立。プライムサーチインターナショナルの全業務を移管する。
経済開発庁(EDB)、Enterprise Singapore、A*STARをはじめとする政府機関、各国大使館、シンガポール企業に幅広いネットワークを持つ。また、20年以上にわたるシンガポール在住期間に、欧米企業、シンガポール企業に勤務した経験を持ち、独立後は日系企業を中心に事業構築プロジェクトを多数経験。日本・シンガポール両国の企業組織風土の違いや異文化の中での経営について、講演、執筆活動を通じて情報を発信している。
2002年にシンガポール共和国永住権を取得。